Evolution ofMANUFACTURE

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世界で唯一のリチウムフォイル量産加工技術アルゴンガス
雰囲気グローブボックス内加工

本城金属では成型加工時に安定したリチウム表面皮膜を形成させるため、アルゴンガスに炭酸ガスを混合した雰囲気での加工技術を確立しています。これが世界で唯一の独創技術「アルゴンガス雰囲気グローブボックス内加工」です。リチウムは大気中に含まれる水分の影響を受けやすい金属です。
弊社では、アルゴンガスの24時間自動供給システムを採用することにより、気密ボックス内圧を常に高いコンディションに保ち、大気中に含まれる水分の侵入を防御しています。この環境下で原材料の搬入から成型加工、そしてアルゴン封入アルミラミバック梱包を施された弊社リチウムフォイル製品は、内部抵抗が小さく、保存特性にも優れた電池用リチウムフォイルとして、内外各メーカーから高い評価を得ています。
これはリチウム金属表面皮膜構造解析などの研究結果を生産工程に反映させた、負極材料側からのアプローチがもたらした成果であると自負しています。今後もリチウム市場のニーズを見つめ続け、市場が求める高品質のリチウム素材を提供する本城金属の姿勢は変わりません。

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市場が求める高品質のリチウムを提供独自の技術により
品質の安定と多様化を実現

金属リチウムは、非常にやわらかい金属であるため機械的に精度良くリチウムフォイル形式に作製することが困難でした。しかし、本城金属は独自の技術ノウハウにより品質の安定と多様化を実現しました。現状の技術・品質に甘んじることなく、日進月歩で進化し、変化する市場ニーズに応え続けること。それが、リチウム加工のリーディング・カンパニーとしての使命であり、プライドです。

  • 全ての作業をアルゴンガス雰囲気グローブボックスで行い、 リチウム塊メーカーの保証値純度99.8%を維持

  • 独自技術「金型精密加工」と「巻き取りテンションコントロール」により より安定した形状の仕上げを実現

  • 押出しリチウムを二次加工するオリジナル装置による 厚み20㎛級リチウムフォイルの実用化

  • 押出しリチウムを二次加工するオリジナル装置による 銅・ニッケルなどの金属箔との貼り合せ製品の商品化

  • デジマチックインジケーターやデジタルノギスによる出荷前全数検査で 品質基準を完璧に満たす製品だけを出荷

Evolution ofR&D

リチウムの研究開発の発足ニーズに応える研究開発

1979年からリチウム電池向けのフォイルの研究開発を開始し、その2年後に製品化に成功しました。
以来、現在に至るまで素材、加工方法の研究開発を重ね「金属リチウムのリーディング・カンパニー」として地位を確立いたしました。

独自技術で開発した100㎛以下のリチウムの薄膜リチウムの可能性を拡げる
加工技術

リチウム箔は、究極のリチウム電池用高容量負極材として研究開発が進められ、電池スペックを向上させるためには更なる薄膜化が鍵となっていました。しかし、リチウムは加工が非常に難しく、従来の押出製法では100㎛までが限界でしたが、その中で本城金属は、1988年に国内で初めて自社開発圧延製法による薄膜リチウム箔の製品化に成功し、これまで20㎛級の薄膜化を達成しました。現在、リチウムは従来のリチウム電池の負極材としての使用から、リチウムイオンキャバシタの部材として使用が広がっています。本城金属においては、これらの用途に必要とされる、リチウム箔と各種金属(Cu,Ni,SUS)との貼り合せ加工についても、独自開発の技術とマシンにより高品質な加工を実現しています。
今後も電池のスペックを左右するリチウム箔については、更なる薄膜化、幅広化、各種金属との貼り合せの高度化が求められます。本城金属では、長年培ったリチウム箔に関する知見、加工技術を駆使しニーズに対応してまいります。

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